怪盗紅薔薇の隠れ家

 
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リンちゃんちょっと見せて【パラメータ解析編 ポルタメント1】

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 だんだん核心に入ります。
というか、ファイル解析とかは誰かがやってくれるのでおいといて、核心に行きます。

 Vocaloid2エディタではどうしてもいじれない部分、そのなかでも、リンの滑舌とアタックの核心、ポルタメントのパラメータ。これはいったいなんなのか。
msec単位のvのパラメータと、1/5 cent単位のpのパラメータ群があります。 pはphaseじゃないかってのは、前々回書きました。今回はv系。

 えーと、スペクトルアナライザとか持ち出したわけではなく、聴感だけでやってますし、憶測部分もありますけど、v のパラメータは多分こんな感じ。
ボカロエディタのピアノロールの一部と思ってください。薄緑色の■が音符。
ポルタメントのvパラメータ

 v1, v2, v4ってパラメータがあります。これで全部ではないのですが。
v1とv2がベンドの深さだということはわかってます。
この、アタックで山になって、なぜかそこから谷ができる、ぐわにょんって音程変化が、リンのとかちのかなりの部分を形成してます。  逆に言うと、ミクは傾向は同じでも変化が少なく、Act2のリンでも変化が小さくなってる気がします。 (重音テトの原音調整でも、こんなかんじみたいなのがおもしろいです。これを消すとキャラクターが消えちゃうらしいです。)

 v3がなくなってますが、位置としてvelに相当するんじゃないかと思います。リンではほとんど効きません。単位もmsecではなく、0~127、というよりパーセント表示なので、実際にどれだけ動いてるかはエンジンと音声データベース次第ということになります。

 v4は、実はボカロエディタから設定できません。せっかくの使えそうなパラメータなのに、なぜ殺してしまったかわかりません。前の音符が短かったりすると、いろいろ処理が大変そうなのはわかりますけど。 その分、PORで調整しろということでしょう。PORはv4(通常ゼロ)とv3の境目の位置を前後に動かすパラメータだろうと思います。

 その意味では、v1とv2も、ベンドの深さで調整すると同期して動いてしまって独立に調整できません。 v1を残してv2を最小に持って行くと、ポルタメントを深くかけてもAct1のとかちはかなり軽減するんですけどね。

 右端に赤丸をつけたのは、ビブラートなしで最後に落ち着く音程が、A=440Hzのチューニングよりかなり低い、という話。 これはボカロ使いなら必修項目なのでたぶんどこにでも書いてあるから説明は省きます。 チューニングができない音源って何なのよ、という話は別の機会に。

つづく
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