Kuma Ichigo (くま一号)
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怪盗紅薔薇の隠れ家
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頼まれもしないのに宣伝
してまわってます。
……一ヶ月書き込み無しの広告が出ちゃったので、あることないこと書いてみる。

 いや、今野せんせに背負い投げくらわされて唖然とするのはいつものことですけどね、世界ごとひっくり返された10年目。 不本意ながら面白かったんです。 タイトルからしても読むの止めようかと思ったんですけどね。

 ロザリオとスールの世界はポリシーとしてはもう死んでいる……わなあ。
マリみての世界の話をするときによく出てくる引用……

「じゃ、妹になれとか? 私、そういう本は好きだけど、お姉さま趣味ってないんです」
「きみね!」
 虹子女史は嘆息した。
「昔の本の読み過ぎよ。あほなこといってるうちに期限切れになるわよ。

……以下、mimさまのリクエスト権を忘れたわけではないのでなにが期限切れになるか書けないからここで切りますけど、クララ白書@1980年の氷室冴子。んで、『昔の本』のお姉さま世界ってのは、大正から昭和初期なわけですよね。あげられているのが吉屋信子の紅雀。1980年=昭和55年には忘れられた世界。

 それをいきなり再構築したマリみて世界の衝撃ってのは、なくなっちゃってますよね。マリみて自身のせいで。ロザリオとスールの世界が浸透して当たり前になっちゃったら、そりゃあ世界観の破壊力は無くなっちゃう。スタートの1997~1998年に生まれた子が読者に入ってくるんだから、もう無理。

 そうなると、たとえば白き花びらを再演しようとしたって簡単じゃない。 聖に、栞との関係を姉妹になって周りに認めさせて正当化してしまえ、って言うのは書かれた当時としたらとんでもない逆説のはず。
 んで、その逆説を使って聖に説得を試みる蓉子が「常識人」として存在するリリアン、ってのは今では衝撃でもなんでもない。あ~らら。

 それならどうするか、って、ロザリオもスールもなくそうとしたんだろうな、というのはストーリーがここまで来て今にして思えばです。

 まず、スールを整理した、と。
もちろん、ラブストーリーとしての基本のスールは無くならないだろうけど、先輩後輩関係の継承制度としては、ほぼけしちゃった。 一年生から三年生が揃ってしまうと、ラブストーリーにならない。だから、薔薇の館に3人そろう状況を消してしまう。 三色の薔薇に常に二人ずつ。 三年生が卒業して菜々が入ってくればまた二人ずつ。

 ロザリオを消すのは難しかっただろうけれど、子羊の後瞳子まで授受はない。その瞳子も「あなたを探しに」で決着がついてて、ロザリオを渡すシーンそのものは実質消えてる。

 スールとロザリオの世界から、実はスールもロザリオも消えている、という状況まで持ってきたとんでもない剛腕はすごいとしか言いようがないですけどね。 人気シリーズを水準維持して書き続けながら、気がついたら世界観変わってるっていう。

 でも、前からのファンとか、マリみてはロザリオ渡してナンボとして読んでる人からは、ロザリオを渡すという一点に向けてストーリーが進まないと、停滞したとか話が進まないとか言われますわな。 ロザリオの授受に結びつかない話は全部無視されてたり。 だから、可南子と瞳子の自分探しの一年、刊行で三年近く? のストーリーの評価って極端に分かれる。

 それでね。 本題はここから。

 スールとロザリオを消して、青春群像物語を再構築するとしますよね。 どうしたって、一対一のスールじゃなくて、多対多の制度を作らないと難しいんじゃないの?
 それも部活動みたいなものじゃなく、ロザリオ渡す一対一でもなく、多対多。

 というのは、最初に読んだときから思ってたわけですよ。えーと、2005年の1~2月、大猫が持ってた既刊15冊くらいを一気読みしたんだけど。
 それで、自分でSSを書くというぶち切れ爆発を起こしたその6月のがちゃS投稿以後、例のリレー小説に放り込んでみたわけです。多対多設定。
 したら、激論起こるわ、ストーリー収拾つかないわ(笑)。
その収拾つかないままの設定と世界観でずっと書き続けている篠原さまにかなりの羨望があったりするわけですが、って自分がまいた種だろうがっ。
 いや、世界観は変わってなくて、そのなかのイレギュラーな時期として多対多ができちゃった、という設定だからリリアンでもなんとかなったんだろうな、と思ってみたりして。

 で、それでも、原作ではいくらなんでもないだろうと思っていたわけですよ。複数の姉、妹、という話はあったとしても、多対多のスールの世界が原作で出るわけがない、と、思っていたのですが。

 ええ。 ↑過去形で書いてるってことは出ちゃいました。マリみてなのかというと、シリーズに含まれるかは微妙だけど同じ世界で。 ぐあああ、これはありか、と思いましたね。 で、舞台と登場人物ズが真夏の一ページ(=子羊の次)で一気に出てくるところを見ると、この構想も最初からあったんだろうと……。

 要するに、いつものように、またしても、今野せんせにしてやられました。
で、展開として、ロザリオとスールの世界に置き換わりかねない破壊力を、今、持ってるわけですが、うちの貴腐人たちがとびつくようなものになっていったら逃げるかもしれません。

 んで、タイトルがなにで、どこに載っているかはそれ自体ネタバレなので書きません。
宣伝になってないってば。

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